ピアノが弾けないから保育士を辞めた方がいいかなぁ・・・。
ピアノが弾けないことで後ろめたさがあったり、保育をするときに困った場面に遭遇するかもしれません。
このようなときに「やっぱり保育士はピアノが弾けないとできない。」と考えてしまうかもしれませんね。
でも、そんな風に考えなくても大丈夫!その根拠は
私が働いている保育園でもピアノが弾けない保育士が何人もいるからです。
保育士の力量はピアノがすべてではありません。
私が知っている保育士は、ピアノが弾けなくても子どもへの接し方が上手で素敵な保育士ばかり。
そして、ピアノが弾けなくても働ける保育園はたくさんあります。
今回はピアノが弾けない保育士が辞めずに働き続けるための対策を紹介します。
悩んでいる方の力になることができれば幸いです。
ピアノが弾けない保育士の悩みを解決する2つの方法
ピアノが弾けなくて保育士を辞めようと思っている時の解決方法は2つ。
- とにかくピアノの練習をする
- ピアノが必要ない保育園に転職する
1.とにかくピアノの練習をする
できれば今働いている保育園を辞めたくないなぁ。
このような場合にはとにかくピアノの練習をがんばってみましょう。
大人になって一からピアノの練習をするのはとても大変。
本当は、ピアノ教室に通って教えてもらうことが一番早くピアノが上達する方法です。
しかし、保育士として働きながらピアノを習うことは時間がなかったり、金銭的に負担になったりすることで難しい場合もありますよね。
そんなときには自分の力で何とかするしかありません。
すぐにピアノが上手になるのは難しいです。でも、練習をすることで少しずつ弾くことができるようになるのは事実です。
ピアノが上達するため必要なこと
・少しの時間でも毎日継続して練習する
・右手と左手で分けて練習する
・ゆっくりとした速度で練習する
・間違いやすいところを繰り返し練習する
時間はかかってしまいますが、何もやらないよりは確実にピアノが上達します。
すぐに弾けるようになろうと思わずコツコツピアノ練習を積み重ねてみてくださいね。
2.ピアノが必要ない保育園に転職をする
ピアノの練習をする時間がない、楽譜を読むことが苦痛なんです。
このような場合にはピアノが弾けなくても働ける保育園への転職がおすすめです。
ピアノが弾けなくても良い保育園
・院内保育園
・夜間保育園
・託児施設(一時預かり保育施設)
・未満児保育園
上記の保育園はピアノを弾く機会が少ない傾向があります。(園によってはピアノスキルが必要なこともあるので、転職をする前に調べることをおすすめします。)
院内保育園
院内保育園は病院で働く医師や看護師の子どもを預かる施設です。保護者の出勤時間が定まっていないので行事やイベントが少なく、少人数の子どもとゆったりと関わる活動を行います。
そのため、活動の中でピアノを弾く場面も少ないのです。(そもそもピアノ自体が置いてない施設が多いです。)
夜間保育
夜間保育はその名の通り、夜間に子どもを預かります。そのため大きな音を出す活動ができません。
ピアノを弾く必要は全くないと言えます。
託児施設(一時預かり保育施設)
託児施設(一時預かり保育施設)は通常の保育園と違い、子どもを短時間だけ預かるケースが多いです。
自由遊びがメインとなるためピアノを弾いて歌を教えることはありません。
未満児専門保育園
未満児保育園 近年、0歳から2歳までの子どもを預かる未満児専用保育園が増えてきています。
未満児は高度な歌を歌うことはありません。歌ったとしても簡単な歌なのでピアノが弾けなくても大丈夫な環境が多いです。
学童保育所
学童保育所は夏休みなどの長期休暇や、放課後に小学生を預かる施設です。
学童保育の場合は、子どもたちが自主的に宿題をしたり遊んだりするのでピアノを弾く機会はありません。
ピアノが置いてある場合もありますが、保育士が弾くのではなく子どもが自由に弾くための設備であることがほとんどです。
一般的な保育園もピアノが弾けなくても働ける !
一般的な保育園でもピアノが弾けなくても働けることもあります。
例えばCDを使う、ギターを弾きながら歌うなど、ピアノ以外の楽器でリズムをとって歌ったりすることができる保育園もあります。
また、一緒に組んでいる先生がピアノを弾くことができる場合にはお願いすることもできます。
私は一般保育園で働いていますが、ピアノが弾けないもしくは苦手な保育士が数人います。
ピアノが弾けない正規保育士と同じクラスで働いている時には、パートの私が代わりに弾くこともあります。
ピアノが弾けないことに対して後ろめたさはあるそうです。
ですが、ピアノが弾ける先生にサポートしてもらったり、ピアノ以外の方法で歌を教えることができるため、ピアノが弾けないから保育士を辞めたいと考えたことはないそうですよ。
ピアノスキル不要な保育園を見つける方法
ピアノが弾けなくても働ける保育園を見つけたいときには、保育士専門の転職サイトの利用がおすすめ。
保育士専用の転職サイトでは求人票で園を知るだけでなく、自分が気になっていることを目当ての保育園に質問することができます。
面接で行ってから自分で質問するのではなく、転職サイトを通して聞いてもらうことが可能なんです。
応募をする前に、ピアノが弾けないけれど大丈夫なのかを確認してもらうことができますよ。
せっかく新しい就職先が決まったのに働いてみたらピアノスキルが必要だった。という状態になってしまうと悲しいですよね。
保育士専用の転職サイトを使ってあなたにピッタリの保育園を探してみてくださいね。
ピアノができなくても保育士はできます!
保育士はピアノが全てではありません。
ピアノが弾けないからと言って保育士を辞めてしまうのはもったいないです。
ピアノスキルが必要のない保育園はたくさんあるので、保育士を辞めてしまう前に探してみてはいかがでしょうか?
あなたにぴったりな保育園で、幸せな保育士ライフを過ごせることを祈っています。