転職を考えているけど給料が下がったらどうしよう。
人間関係、仕事量の悩みなどが理由で転職を考えている保育士もいますが、できれば今よりも良い給料がもらえる所で働きたいですよね。
私は実際に転職をして、保育園によって給料に大きな差があることを実感しました。
今回は転職を考えている保育士が損をしないように
- 今すぐ転職した方がいい給料の目安
- 転職をして給料が下がってしまう理由
- 転職をして給料が上がった方法
を解説していきます。
おまけとして転職で損をしないベストな方法を紹介するので最後まで読んでみてくださいね。
この記事を読んで今よりも良い保育園をみつけてくださいね。
今すぐ転職をした方がいい給料の目安
あなたは保育士の平均給料額を知っていますか?
保育士の月額平均給与額 37.6歳 24万5千8百円
年間賞与その他特別給与額 74万7千4百円
平均年収額369.7万円
引用元:参考厚生労働省(令和2年賃金構造基本統計調査 結果の概況 )
保育士を約8年続けている場合の平均年収は約370万円。 平均月給は約24万5千円。
これよりも給料が少ない場合は転職をした方がもらえる給料が高くなる可能性があります。
今現在働いている保育園の給料に満足してない方は給料アップを目指した転職を考えてみてくださいね。
保育士転職で給料が下がる人と上がる人の差
転職をして給料が下がる人と上がる人の差は、転職活動をどのようにしていたかにあります。
「転職活動なんてみんなしてるし、同じだよね?」と思われるかもしれませんが、やり方によって大きな差がでます。
転職をして給料が上がった方が一番やっていたのはこの2つ。
・給料の内訳は細かなところまで確認したのか
・給料の交渉はしたのか
これをやるか、やらないかで給料に大きな差がでます。
その他にも給料が下がる理由や上がる理由があるのでこれから解説していきます。
保育士が転職して給料が下がってしまう理由
保育士が転職をして給料が下がってしまう理由は5つ。
- 手当としてもらえる額が下がった
- 月給は上がったがボーナスが下がった
- 中途採用でも新規採用と同じ給料からスタートした
- 残業代を確認していなかった
- そもそも給料の詳細を確認していなかった
手当としてもらえる額が下がった
毎月もらえる給料の中にはさまざまな手当てが含まれています。
・特殊業務手当(行事、残業が続くなど通常よりも業務の負担が多い時につく手当)
・役職手当(園長・副園長・主任など役職に対する手当)
・処遇改善等加算(国から支給され、職員に分配される手当)
同じ保育園で長く働いている保育士の場合は特に手当が多い傾向です。
手当は保育園によって違いがあります。もらえる手当が少ない保育園に転職をしてしまうと給料が下がってしまう原因になります。
月給は上がったがボーナスが下がった
ボーナスが下がって転職を後悔したという方がいます。 求人を探すときに給料は具体的な額が書かれていますよね。
しかし、ボーナスは
年〇回、給料の〇倍
など曖昧な書き方をしていることがあります。
働き始めて支給されるまで、具体的なボーナス金額がわからない転職先は注意したほうがいいです。
中途採用でも新規採用と同じ給料からスタートした
保育園によって転職したときにもらえる給料のスタート額が違います。
・転職したときの経験年数を考慮して給料をスタート
・経験年数は関係なく、新規採用と同じ給料からスタート
同じ保育園で仕事を続けていると昇級として給料が上がっていきます。
経験年数が長い保育士が転職をして新規採用と同じ給料からスタートしたとき、給料が振り出しに戻るので下がったように感じることがあります。
残業代を確認していなかった
書類や製作物などの準備で残業になると、残業代として給料に含めて支払ってくれる保育園があります。
しかし、そもそも残業がなかったり、残業代が出ない保育園もあります。
給料に残業代が含まれていた保育士は転職時に確認しましょう。
そもそも給料の詳細を確認していなかった
給料明細にはもともとの給料額以外にも、交通費、残業代、役職手当などが加算されています。
その反面、保育園によっては毎月駐車場代や給食費が引かれて給料が少なくなることもあります。
転職をしたいときには月給を確認するだけでなく、
・交通費
・賞与(ボーナス)
・福利厚生(給与や賞与といった基本的な労働対価に加えて、従業員とその家族に提供する報酬)
・退職金制度
・駐車場代
などの情報もきちんと確認しておきましょう。
保育士が転職して給料が上がった方法
転職をして給料が下がってしまう方もいますが、上がる方もいます。
どのような違いがあるのか見ていきましょう。
元の給料が少なかった
当りまえのことではありますが、元の給料が少ないと給料が上がります。
働いている保育園の給料が多いのか、それとも少ないのかを調べる機会ってあまりないですよね。
自分がもらっている給料が標準だと思っていたけど、実際は少なくて驚いたという保育士も多いです。
転職をしたことで働く時間は変わらないのに給料が上がるのはうれしいですよね。
給料の交渉をした
ハローワークや知り合いからの紹介では給料の交渉は難しいです。
しかし、保育士専門の転職サイトを使うことで給料の交渉ができることがあります。
たとえば、
・経験年数は考慮してもらえないか
・最低年収〇〇くらいなら働くことを希望している
など自分からは話しづらい内容も上手に交渉してくれます。
「給料を上げてもらうなんてムリだろう。」と始めから諦めるのではなく、できるだけ交渉してもらうことをおすすめします。
副業で稼いだ
最近は正規職員でも副業が認められるようになってきています。
転職をして仕事が早く終わった分の時間で副業をすれば、トータルの給料が増えることになります。
アルバイトとして他の企業で働く方もいますが、自宅でできる簡単な内職などでお金を稼いでいる方もいます。
公立保育士になった
公立の正規保育士になると長い目で見たときに給料が上がります。
公立保育士になった初めの数年は民間保育士の方が給料が高いこともあります。
しかし、確実に昇級はありますし、ボーナスや退職金など将来的なことを考えると公立保育士の方が収入が安定しています。
公立保育士は公務員試験になりますし、年齢制限があるので試験を受けられる期限が決まっています。
公立保育士への転職を考えている方は早めの行動がおすすめです。
保育士が転職で損をしないベストな方法
誰でも簡単にできて、転職で損をしない方法は転職サイトを使うことです。
ハローワークや友人からの紹介などで転職をすることももちろんありです。
でも、自分で給料の詳細を確認したり、交渉をしたりするのって勇気がいりますし話しづらいですよね。
保育士転職サイトではあなたの転職を成功させるために担当の方がサポートしてくれます。
・給料の交渉
・聞きづらい質問を代わりに聞いてくれる
・希望に合った転職先を提案
これ、全部無料でやってくれるんです。
転職の不安を質問したり、履歴書や面接対策をしてくれたりする転職サイトもありますので、転職を成功させたいなら登録必須ですよ。
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まとめ
ポイント
保育士転職をして給料が下がる人と上がる人の差は、転職活動をどのようにしていたか。
せっかく転職をするのであれば給料は高い方がいいですし、自分に合った条件で楽しく働きたいですよね。
就職してから後悔しないよう、保育士転職サイトを使ってあなたにぴったりの保育園を見つけてみてはいかがでしょうか?