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仕事の悩み

保育士の仕事が激務になる5つの理由と解決策☆早めの行動が大切です!

「保育士は激務になるのが当りまえ。」このように思っていませんか?

激務はしょうがないと諦めて仕事をし続けることは、体力的にも精神的にも辛いことです。

みーこ

保育士は子どもの命を預かる大変な仕事ですが、すべての保育園で激務なわけではありません。

今回は保育士の仕事が激務になってしまう理由、激務だと感じたらやるべきことなどを紹介します。

早めに行動することが激務を解消するポイント☆

仕事の負担を減らして、楽しく働けるお手伝いができれば嬉しいです

保育士の仕事が激務になる5つの理由

保育士の仕事が激務になってしまう理由が5つあります。

  • 労働時間が長い
  • 体力を消耗する肉体労働
  • 人間関係の悩みが多い
  • 保育士不足が深刻
  • 休みが取りづらい

労働時間が長い

子どもがいる時間に保育をするのは当たり前ですが、子どもがいない時間も仕事が山積み。

長時間保育の当番、行事や活動の準備、書類の作成など子どもが帰ってからも仕事は終わりません。

たとえ早めに家に帰ったとしても持ち帰り仕事があったり、休日にお便りを作成したりすることも・・・。

常に仕事のことを考えているような状態では激務と感じても仕方ありません。

体力を消耗する肉体労働

保育士は体力勝負と言われるほどの肉体労働です。

子どもを抱っこしたり、走り回ったりするだけではありません。

近年は男性保育士が増えてきたとは言えど、まだまだ女性保育士が多い職場。

重たいものを運んだりする場面もたくさんあります。

炎天下の中で子どもの安全を確保しながら遊び、その間に活動の準備や片づけ・・・。

終わったかと思ったら給食の用意・・・。

座ってる暇もない中で一日が過ぎていく激務な仕事です。

人間関係の悩みが多い

保育士の悩みの多くは人間関係です。

仕事仲間との人間関係だけでなく、保護者との人間関係も上手く築いていく必要があります。

人間関係がスムーズになるように自分がいくらがんばっていても、上手くいかない場面でてきます

先輩からの心ない言葉、口だけは達者な後輩、保護者からのクレームなど悩みはつきません。

仕事内容が激務でも人間関係がよければ仕事をがんばれることもあります。

保育士不足が深刻

連日、ニュースで取り上げられている保育士不足。この保育士不足も激務が原因のひとつとも言われています。

自分の身を削りながら仕事をしているのに低賃金。

それに加えて人間関係やサービス残業などの悩みから保育士を辞めてしまう方が後を経ちません。

ただでさえ激務なのに保育士が不足することで、残っている保育士にさらに負担がかかります。

仕事量が増えて激務になると同時にストレスまで増える悪循環になってしまうのです。

休みが取りづらい

保育士は仕事量が多いだけでなく、休みが取りづらい仕事です。

休みが取りづらい理由は「自分が休んだときに代わりの保育士がいないから」。

保育士の人数に余裕がある保育園であれば休みが取りやすくなります。しかし保育士不足に悩まされている近年は保育士の人数に余裕がある保育園は少なくなっています。

休みを取りたくても代わりの保育士がいなくて断られてしまう、他の職員に迷惑がかかる気がして休みを言い出せないこともあります。

一般企業であれば有給休暇を消化することもできますが、保育士は有給休暇を取れないまま一年が過ぎてしまうこともあります。

このような理由では激務と言われても仕方がありません。

保育士が激務になる時間・時期

保育士は体力的にも、精神的にも大変な仕事です。その中でも激務になりやすい時間や時期があります。

激務になる時間

  • 登園時
  • 給食
  • 降園時

登園時

登園時は、登園した子どもを迎えると同時に、保護者対応や室内にいる子どもへの声掛けをしなければならず激務になりやすい時間。

元気に登園してくる子どももいれば、泣きながら登園したり、保護者から離れなかったりする子どももいます。また、子どもを受け入れしている最中に、室内でケンカをしたり、身支度ができず困っていたりする子もいると、猫の手も借りたいほど忙しくなります。

給食

子どもたちにとっては楽しい給食の時間ですが、保育士にとっては激務の始まりです。

準備ができていない子どもへの声掛けをしたり、ひとり一人に合った給食量の盛り付けをしたりします。さらに給食中は、

  • 自分で食べられない
  • 給食をこぼす
  • 席を立つ

このような子どもたちもいるので、目まぐるしい忙しさです。

落ち着かない環境の中、保育士も子どもと一緒に給食を食べなければいけません。味わうことができず、食べ物を流し込む状態になることもあります。保育士が早食いになってしまうのは、職業病と言えます。

降園時

降園時も登園時と同様にやることが多く、激務になりやすい時間です。

  • 保護者に今日のできごとや連絡事項を伝える
  • 同時に複数の保護者が来れば、平等にコミュニケーションをとる
  • 室内の子どもたちの様子を確認する

子どもたちを降園させる短い時間の中でも、気を遣う場面がたくさんあります。保護者対応中に、悩み相談やクレームがあれば忙しさが倍増します。

保育士が激務なのに低賃金な理由

保育士は国家資格をもち、激務な仕事でありながら低賃金として有名です。

低賃金になる主な理由は「国からの補助金が少ない」から。

公立保育士は地方公務員になるので保育園の運営状況によって給料が左右されることはありません。

しかし私立保育園で働いている場合は、運営状況が給料に大きく反映されます。

私立の認可保育園は、「公定価格」を基準として計算された補助金を国から受け取っています。

この費用が保育現場の現状に合っていないことが給料アップにつながらない原因になっています。

公定価格とは

国が定めた子ども1人あたりに必要な費用。

国が定めた子どもに対する保育士の配置人数は以下のようになっています。

  • 4歳以上児30人につき1人
  • 3歳児20人につき1人
  • 1、2歳児6人につき1人
  • 0歳児3人につき1人

となっていますが、実際にはこれよりも多い保育士を配置しなければ保育ができない現状があります。

公定価格は上がらないのに保育士を多く配置しているということは、一人あたりがもらえる給料は減ってしまうのです。

保育士が激務だと感じたらやるべきこと

保育士が激務だと感じたらやるべきことが3つあります。

  • 園長や主任に相談する
  • 仕事の負担を減らす方法を考えてみる
  • 転職を考える

上記の中で一つでも早めに実行することが激務を解消することにつながります。

園長や主任に相談する

仕事が多すぎて体力的にも身体的にも負担が大きいときには園長や主任に相談してみましょう。

すぐに激務が改善されることはないかもしれませんが、来年度のクラス配置に配慮してもらえたり、仕事がしやすい環境にしてもらえるきっかけ作りになったりする可能性があります。

仕事の負担を減らす方法を考えてみる

「壁面の製作をする回数を減らす」、「行事に使う備品を簡素化する」など少しでも仕事の負担を減らすことができないか考えてみることも激務を改善することにつながります。

ただし、自分だけで考えても実行に移すことが難しいです。同僚や先輩と一緒に意見を出し合うことで良い方法がみつかりますよ。

転職を考える

保育士は激務だと感じやすい仕事ですが、すべての保育士がそのように考えているわけではありません。保育園によって仕事の量や内容に大きく差があります。

残業がほとんどない園もありますし、有給休暇がきちんと取れる園もたくさんあります。

特に、同じ保育園に長くいると「これが当たり前。」と思って働いている方が多いです。

「少しでも激務を解消したい。」そう考えているのであれば転職を考えるのもひとつの方法です。

保育士専門の転職エージェントなら給料や仕事内容、園の特徴などをくわしく知ることができますよ。

まとめ

今回は保育士の仕事が激務になってしまう5つの理由を紹介しました。

「保育士が激務なのは当りまえ。」と思っていたけれど、「当りまえではないことに転職してから気がついた。」という方もたくさんいます。

保育士は大変な仕事ですが、やりがいも感じることができるステキな仕事です。

働く楽しさを感じることができる、あなたにぴったりの保育園を見つけてみてはいかがでしょうか?

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あなたの身近にどのような保育園があるのかのぞいてみてくださいね。

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