フルタイムパート保育士の年収っていくら位なんだろう?
パートの中でも、より多くの年収をもらえるフルタイムパート。
「正規保育士として働くことはできないけれど、できるだけ多く稼ぎたい。」
「子育てと仕事を両立しながら保育士を続けたい。」
このような方にぴったりの働き方です。そんな魅力的なフルタイムパート保育士ですが、
- 年収はいくら位もらえるのか
- ボーナスはもらえるのか
- 正規保育士との違い
など気になりますよね。今回はそんな疑問に徹底的にお答えしていきます。
これからフルタイムパート保育士として働こうとしている方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
フルタイムパート保育士の年収は?
平均的なフルタイムパート保育士の年収は、150万円から250万円程度です。
フルタイムパート保育士の年収は、正規の保育士と比べると低くなる傾向があります。これは、フルタイムパートの保育士が週に働く時間が少ないため、給与もそれに応じて減少するからです。一般的には、週に30時間程度の勤務が多いですが、園によって異なる場合があります。
フルタイムパート保育士はボーナスがもらえる?
フルタイムパート保育士は、正規の保育士と同様にボーナスをもらえる場合もありますが、一般的にはボーナスの対象から外れることが多いです。ボーナスは勤務時間や勤務日数に応じて支給されることが多いので、週に働く時間が少ないフルタイムパート保育士は、ボーナスの対象外とされることがあります。
フルタイムパート保育士は時給が上がることがある?
フルタイムパート保育士の時給は、経験や資格に応じて上がることがあります。保育士としての経験が増えると、時給がアップすることが期待できるでしょう。
また、保育士の資格がない場合は、資格を取得することで、時給が上がるケースもあります。ただし、保育士の時給は地域や園によっても異なるため、具体的な金額については各園の方針を確認する必要があります。
フルタイムパート保育士の仕事内容
フルタイムパート保育士の主な仕事を以下に紹介します。
担任保育士のサポート
フルタイムパート保育士は、担任保育士のサポートを行います。子どもたちの日常生活や保育活動を支援し、安心できる環境の中で成長をサポートします。担任保育士と協力して、子どもたちの健やかな成長を支援します。
行事やイベントの手伝い
フルタイムパート保育士は、行事やイベントの準備や運営にも参加します。例えば、運動会やクリスマス会などのイベントでは、子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごすことが大切です。そのため、保育士たちは協力してイベントを成功させるための準備をします。フルタイムパート保育士も制作物や計画などの手伝いをします。
施設内の掃除や雑務
フルタイムパート保育士は、施設内の掃除や雑務も担当します。保育園は子どもたちが過ごす大切な場所であり、清潔な環境づくりが求められます。
フルタイムパート保育士は、子どもたちが安心して過ごせるように、日々の清掃や整備を行います。また、書類の整理や事務的な仕事を頼まれることもあります。
フリー保育士
フルタイムパート保育士には、フリー保育士と呼ばれる働き方もあります。フリー保育士とは、クラスが決まっておらず、休暇の職員がいるクラスや忙しいクラスなど様々なクラスに入って働きます。
正規保育士とフルタイムパートの違い
ここでは、正規保育士とフルタイムパート保育士の違いを解説していきます。
仕事内容の違い
正規保育士とフルタイムパート保育士は、仕事内容に違いがあります。正規保育士は、担任やリーダーなど責任あるポジションを担当することが多く、保育計画の作成や保護者との連携など、より幅広い業務が求められます。
一方、フルタイムパート保育士は、担任のサポートや行事の手伝いなど、補助的な仕事が主となります。
年収の違い
正規の保育士とフルタイムパート保育士の年収には大きな差があります。正規の保育士は週に35時間以上の勤務を行うことが一般的で、そのため基本給やボーナス、その他手当などがしっかりと支給されます。
一方、フルタイムパート保育士は週に30時間程度の勤務が多いため、給与面では正規の保育士よりも低くなります。
責任の違い
正規の保育士とフルタイムパート保育士の間には、責任の違いもあります。正規の保育士は、子どもたちの安全や成長に責任を持ち、保護者とのコミュニケーションも重要な役割です。
一方、フルタイムパート保育士は担任保育士のサポートなど、責任が比較的軽減されている場合があります。
フルタイムパート保育士のメリット・デメリット
フルタイムパート保育士にはメリット・デメリットがあります。それぞれをくわしく解説していきます。
フルタイムパート保育士のメリット
働きたい時間に働ける
フルタイムパート保育士は、週に働く時間や、1日の労働時間が少ないため、自分の都合に合わせて働くことができます。家庭や趣味との両立がしやすいメリットがあります。
正規よりも休みが取得しやすい
正規の保育士は、長期の休暇を取ることが難しい場合がありますが、フルタイムパート保育士は週に働く時間が少ないため、休暇の取得がしやすい特徴があります。これにより、自分のペースで働くことができます。
責任が少ない
正規の保育士よりも責任が少ないのもフルタイムパート保育士のメリットです。担任保育士のサポートを主な仕事としているため、一人で全ての責任を負う必要がない場合があります。
フルタイムパート保育士のデメリット
給料が安定しない
フルタイムパート保育士は、週に働く時間が少ないため、給料が不安定になる可能性があります。正規保育士と比べると年収が少ないことを考慮して働かなければなりません。
疎外感を感じることがある
正規の保育士と比べて、仕事内容や責任が異なります。そのため、職場で疎外感を感じることがあるかもしれません。
ステップアップがなく現状維持のまま
フルタイムパート保育士は、担任保育士としてのポジションで働くことはほとんどありません。キャリアアップを目指す場合は、正規保育士として働くか、他の職場を探す必要があります。
フルタイムパート保育士が年収を上げる方法
フルタイムパート保育士が年収を上げたいときにできることを紹介します。
給料アップの交渉をする
フルタイムパート保育士でも、給与のアップを目指すことは可能です。自分の経験やスキルをアピールし、給与交渉に積極的に取り組むことで、年収を上げるチャンスをつかむことができるでしょう。
勤務日数や時間を増やす
週に働く日数や時間を増やすことで、収入を増やすことができます。希望する時間や日数で働けるように、園や職場と相談してみると良いでしょう。
自宅から近い園で働く
通勤時間や交通費を減らすために、自宅から近い保育園で働くという方法もあります。より近い職場を選ぶことで、効率よく働くことができます。
転職を考える
他の園や施設での勤務を検討することも、年収を上げる方法の一つです。
同じフルタイムパート保育士でも、園や施設によって給料が違います。転職によって給与や待遇が改善される可能性がありますので、あなたの希望に合った職場を探してみると良いでしょう。
まとめ
フルタイムパート保育士は、週に働く時間が少なく、年収が正規保育士と比べて少ない傾向があります。ボーナスの対象外となることもあるため、収入面での差が生じることがあります。
ただし、時間の融通がきくので子育て中の方に特におすすめの働き方です。
- 仕事と家庭を両立しながらムリなく働きたい
- 働く時間を調節しながら、将来的には正規保育士として働きたい
- パートでもできるだけ多くの給料を得たい
このように考えている方は、ぜひフルタイムパート保育士として働いてみてくださいね。
フルタイムパート保育士として働く場合は、ライフスタイルに合った働き方ができる職場を探しましょう。保育士専門の転職サイトなら、あなたにピッタリの職場を見つけることができますよ。
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