保育士として働いている中で「辛い」と感じてしまうことってありますよね。
保育士以外の仕事でも辛いことはもちろんあるとは思います。でも、保育士特有の辛さがあるんですよね。
今回は保育士って何が辛いのかや、辛いと感じてしまったときにはどうすればよいのかを紹介していきます。
あなたの辛さや悩みを少しでも解消できるお手伝いができれば嬉しいです。
保育士って何が辛い?辛いと感じる3つの理由
保育士として働く中で辛いと感じる主な理由は以下の3つが多いです。
・人間関係
・仕事内容
・労働環境
人間関係が辛い
保育士はたくさんの人と関わる仕事。子ども、保護者、園長や主任、同僚など普通の仕事では考えられないほどたくさんの人と接しながら仕事をします。
人と接することは楽しいことばかりではありません。自分の気持ちが相手にうまく伝わらなかったり、お互いに誤解が生まれて人間関係がこじれてしまったりすることもあります。
十人十色なので気が合わない人ももちろんいます。
どんな人とも上手に接することができる人ならいいのですが、みんながそのような性格ではありませんよね。
保育士ならではの人間関係の辛さは、保育士として働いている人にしかわからないのではないかと思います。
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仕事内容が辛い
「保育士って子どもと遊んでるだけでいいよね。」なんてことを言う人もいますがそうではありませんよね。(この言葉は私が実際に言われたのですが・・・。)
・子どもが遊んでいる時に怪我をしないか
・友だちとけんかをしていないか
自分が担任している子どもたちの年齢に合わせた遊びはどんな内容にすればよいか
などを常に考えて保育しています。
また、連絡帳を書いたり、個人月案やおたより、製作物の準備などやらなければいけないことは山ほど。
余談になりますが、保育士として働きだしてから、ボールペンのインクってこんなに早く減るものなんだ・・・と何度思ったことか。
就業時間内にすべての仕事が終わればよいのですが、書類が終わらずに持ち帰ったり、休みの日に無給で出勤して発表会の準備をしたり・・・。
参観日、運動会、発表会、クリスマス会・・・。次から次へと押し寄せる行事の山に辛くなってしまうことがあります。
労働環境が辛い
保育士は大変な仕事にも関わらず給料が少ないことも辛くなってしまう原因のひとつです。
子どもを見ながら給食を流し込み、その間も食事をこぼしてしまった子への対応や上手に食べられない子の補助。お昼寝をさせてからは連絡帳や活動の準備などをしているため休憩もままなりません。
定時で帰れることも少なく、長時間保育の当番が回ってきたり、書類や次の日の準備をしたりいながらあっという間に一日が終わっていきます。
ブラックな保育園になると時間外労働をしていても超過勤務の申請を出すことができず、ただのサービス残業になってしまうこともあります。(以前、私が働いていた保育園がそうでした。)
体力的に辛くなり「早く休みにならないかなぁ。」と考えることもありました。
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保育士が辛くなってきたあなたへ
子どもが大好きで保育士になったり、「先生になったらこんな保育をしたい。」と希望を持って保育園に就職した方が多いと思います。
しかし、実際に保育士として働きだすと理想と現実の違いを感じてしまう場面に遭遇することも少なくありません。
「保育士ってこんなに辛いんだ。もう辞めたい。」そんな風に感じてしまう方もいらっしゃると思います。
私も保育士になってから9年ほどは、「今年度が終わったら絶対に辞めよう。」と思いながら仕事をしていた時期がありました。
ですが、保育士となって20年近く経ちますがいまだに保育園で働くことができています。
それはなぜなのか?
別の保育園に転職したからです。
保育士以外の仕事をしようと思ったこともありますが、やっぱり子どもが大好きで、可能であれば保育士として働き続けたいと考えていました。
そんなときに思い切って保育士の求人サイトをチェックしてみたんです。
そうしたところ、身近に今よりも条件が良く働けそうな保育園を見つけることができました。
ご縁があって以前働いていたブラック保育園は退職して、無事に新しい保育園で働くことができました。
保育士として働いている中で大変なことはたくさんあります。でも、転職して新しい保育園で働くようになってからは辛いと感じることがぐーんと減りました。
保育士が辛くて辞めようと思っている方は、保育士を辞めてしまう前に求人サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか?
働くのが辛くなったら転職もあり!
今回は保育士は何が辛いのか、辛くなったらどうしたらよいのかを紹介しました。
保育士は大変な仕事ですが、やりがいもたくさん感じる仕事です。
適度にストレスを解消しながら働いていければよいのですが、無理は禁物。
辞めたいと思うほど辛くなってしまっているときには転職も考えてみてはいかがでしょうか?
すぐに転職をしなくても、求人サイトなどを通じて情報収集することで希望が見えてくるかもしれません。
保育士が辛いと悩んでいるあなたは、もう十分がんばっています。
自分のことを一番に考えて無理をしすぎないようにしてくださいね。